FC2ブログ

記事一覧

曼荼羅の如き国東半島

 5月30日(金) 昨夜の真っ暗闇のなか我ながらよく見落とさなかったもんだと感心しつつ、「猪群山登山口 ストーンサークル」と書かれた標識を頼りに道をはずれ、車一台がようやく通れる細い山道を登る。 行き止まりの登山者駐車場に車を停めて、立ちションをかまそうとすると、「ブーン」と大きな虫の羽音が聞こえてきて、ヤバイ、でっかいスズメバチが威嚇している。ちんちんをつまんだまま、蜂を刺激しないようにゆっくり...

続きを読む

朝霧漂う幽玄なる求菩提山

 5月29日(木) 車体を打つ雨の音が勢いを失って段々と弱まってきた。どうやら禊が終わって大地のお清めが完了したようなので、昨夜の寝床の道の駅「しんよしとみ」を発ち、英彦山と並ぶ九州修験の雄「求菩提山(くぼてさん)」へと向かう。 二頭の鹿に出迎えられ、修行の山へと足を踏み入れる。雨が止んだとはいえ、山全体を朝霧が覆っていて、視界の悪さがより一層幽玄さを際立たせており、今にも山伏の衣装を身にまとった...

続きを読む

福岡脱出、旅を再開

 思わぬ長逗留となり、一週間も沈没していたリョウん家を発ってようやく旅を再開する。 天候が思わしくないので英彦山登拝は断念して、途中どこかで温泉にでも浸かりながらのんびり行くことにした。  旅立つ私を祝福するかのように禊の雨が降る国道386号線を大分方面に向かって進み、筑後川に出くわしたところで道路沿いに存在感のある神社の鳥居が現れた。恵蘇八幡宮と刻まれた鳥居をくぐって急勾配の石段を登る。鬱蒼とし...

続きを読む

川辺の火祭り@福岡中洲であい橋

 5月26日(月) 単独バスキングではなく、リョウが主催する集まり「川辺の火祭り」に友情出演というかたちで3年ぶりに福岡中洲であい橋に参上することになった。 リョウが橋の上で道売りする商品がぎっしり詰まった重たい鞄を担いでであい橋までやって来たが、他のメンバーはまだ誰も来ていなくて、平日のせいかストリートミュージシャンもサックスを奏でている男性がひとりいるだけで、3年前の賑わいには程遠い。 それで...

続きを読む

マイペンラ~イでケセラセラ

 5月25日(日) バスキングには絶好の土曜日を雨で流し、ひきこもってばかりもいられないので、リョウの誘いに乗っかってふたりで街に出かけることにした。 警固公園を抜けて中央公園まで来ると、メテオとテールポイを廻しているのが目に飛び込んできた。ポイを廻している体操選手のような体格をした人はリョウの知り合いで、挨拶を交わして近くに陣取り、ストレッチで身体をほぐす。 なんだか見たことがある景色だと思い、...

続きを読む

ファイヤーショー@マンマミーア

 5月23日(金) プロ野球の交流戦が行われているようで、はるばるアウェイにまで応援に駆けつけたタイガースのユニフォームを着たトラキチたちが行き交う戦地福岡ドームの前を通り過ぎ、辿り着いた百地浜のビーチに面したイタリア料理店「マンマミーア」のスピーカーはジャマイカ国旗模様にペイントされていて、久しぶりに聴くボブ・マーレィに身が引き締まる想いがし、初心に帰って与えられた我が命を全うしなければと改めて...

続きを読む

宮地嶽不動神社お礼参り

 5月21日(水) 宮地浜から一直線に続く参道を宮地嶽神社に向かって突き進む。昨年ラオスで足を痛めたときに救ってくれた奥の宮八社のひとつ不動神社にようやく念願叶ってお礼参りに来ることができた。http://blogs.yahoo.co.jp/fire_fantasista/28750616.html  朝早いため閉じられている不動神社に挨拶だけして宮地山に登る。山頂には宮地嶽神社の古宮が祀られていて、不思議な土地の磁場を具現化しているかのように複数の...

続きを読む

天に舞い上がる昇龍雲

 5月20日(火) 昨日の冷たい雨は夜半にはすでに止んでいたが、雨雲を運んできたのが北風だったのか、朝方は思いのほか冷え込み何度も目が覚めた。車で寝起きしているとその日の気温がダイレクトに身体に響き、良くも悪くも季節を直接肌で感じることができる。  とりあえず前に進もうと車を走らせていたら、「山口大神宮」というデカい看板が目に飛び込んできた。なんだか安直で御大層なネーミングだなと思ったが、先を急ぐ...

続きを読む

山口バスキング雨天中止

 5月19日(月) 西日本ファイヤー行脚2008も3県目の山口県に突入したのだが、どうも空模様が怪しいと思っていたら、とうとう雨が降り出してしまった。元々今日は特に行きたいところもなかったので、滞っているブログの更新をせっせと書き連ねていたのだが、雨は一向に止む気配がなく、それどころか益々激しく車のフロントガラスを打ちつけ始めた。 こんなドシャ降りでは到底バスキングなどやれるはずなどないのだが、と...

続きを読む

厳島弥山登拝&奉納ポイ@大鳥居

 5月18日(日) 朝イチのフェリーで宮島に渡る。三年ぶりの弥山登拝だが、前回登った大聖院ルートが2005年9月の台風による土砂崩れで未だに通行止めなので、今回は紅葉谷ルートから登ることにした。日本庭園のような紅葉谷公園を基点に山道に突入する。 宮島に上陸してから頻繁に鹿に出くわすのだが、人間慣れしているというかナメ切っていて、細い山道で対峙してもまったく逃げようとしない。手にしたタオルを振り回し...

続きを読む

慈愛溢れる三瀧寺

 5月17日(土) ベートーヴェン曰く、 「芸術こそが、情念の正しき発露こそが、この世界でもっとも崇高なものであり、敬意を払われるべきものであり、権力や財力はそれに奉仕するものである」 という事だが、徹底して権力とは相性が悪く、財力とは縁がないのは、情念の悪しき排泄に堕落してしまっているからなのかしらん。 私の炎舞を見た方が、いかように解釈してくださっても結構だが、できることなら諍いは避けたい。 ...

続きを読む

デトックス@仙酔島

 5月16日(金) 鳥居とお堂が建つ無人島・弁天島を横目に波ひとつない鏡のように穏やかな瀬戸内海の海面を切り裂いて数人の観光客を乗せた渡し舟が仙酔島に着岸する。 宿のフロントで受付を済ませ、ポロシャツと短パンに着替えて江戸風呂に向かう。 まずは手始めに海藻蒸し風呂で全身の毛穴を開いたところで、塩分の濃い温めの風呂に浮かんで開いた毛穴から仙酔島特産の天然塩の養分を体内に取り込む。 続いてヨモギ蒸し風...

続きを読む

火龍権現武蔵襲名披露炎舞

 5月15日(木) 徹夜の肉体労働を終えて職場をあとのすると、なぜだろう自然と笑みがこぼれてくる。毎度のことながらプーになった瞬間は最高に開放的な気分になり、突発的な躁状態となった私は知らず知らずのうちに叫んでいた。 「Yeah,I’m a FIRE VAGABOND!」 それほどひどい朝の通勤ラッシュに巻き込まれることもなく、バンパーが傷だらけのスカーフェイスなヴィヴィオ、略して「スカーヴィー」...

続きを読む

渡し舟で渡ったその先に

 初夏の陽気に包まれた穏やかな日々が続いていたが、季節が逆戻りして天気の変わり目の曇り空の下、西成区と大正区を結ぶメガネ橋のたもとを行き交う渡し舟に乗って付き合いのある車屋さんを尋ねることになった。 曇り空の船着場に佇んで渡し舟の出航を待っていると、なんだか雨季のバンコクのチャオプラヤー川にいるような気になってくるが、乗船した渡し舟には座席は一切無く、乗船客のほとんどが自転車とともに乗船するところ...

続きを読む

プロフィール

hinomarufire

Author:hinomarufire
ファイアーダンサーから日の丸舞踏家に変身して日の丸の破壊的イノベーションを起こそうと日々奮闘中です。

最新コメント

月別アーカイブ