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記事一覧

冬眠

 またひとつ季節が進んで日本列島を寒風が吹きすさび、より一層寒さが増した。  地球温暖化を懸念する声が日増しに大きくなる昨今ではあるが、木枯らしなんかが吹き荒れるともうやれん。 早く日本も熱帯化してしまえ。 さすれば一年中ファイヤーダンスをやってかませる。 そんな事を思ったりもするのだが、 「バカモン!世の中貴様が思うほど単純ではないのだ。このまま温暖化が進めば地球のバランスがおかしくなって、あち...

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FIRE天岩戸開き

 何度戸を開けて恨めしく暗い空を見上げてみても、冬至の空から降り落ちる冷たい雨はいっこうに止みそうになく、とても出歩く気にはなれないまま、こつま南瓜を食べ損ね、柚子風呂にも入り損ね、ダラダラとひきこもりの一日を過ごすことになってしまった。 翌日の深夜明け方近く、今まさに満ちゆかんとする丸々と太った月魄に照らされて真っ白な闇が広がる川岸に下り立ち、ポイに火を灯し、ゴォーッという燃焼音を轟かせて燃え上...

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玉出の瀧

 師走に入ってすっかり巡礼モードである。 縁があって近畿三十六不動尊霊場の存在を知り、年内にせめて大阪市内にある霊場だけでも巡っておきたいと思い、樹齢800年を超える楠の巨木がそびえ立つ「たなべ不動尊・法楽寺」、ラブホテルや風俗店など欲望渦巻く繁華街に異空間のように建つ「一願不動明王・太融寺」、水かけの厄除け不動尊と銀杏の樹を背後に立つ実り不動尊の二体が祀られている「長柄国分寺」をすでに巡礼し終え...

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生駒山不動尊巡り後編

 ニヒリズムに陥ることなく、虚無を乗り越えてニライカナイを目指す道行きは、往時の面影を今に残す石畳の暗峠(くらがりとうげ)を越えて奈良県側に突入した。 峠を越えてすぐのところに駐車できるスペースを見つけ、車を降りると、「車上荒し出没」と書かれた警告を促す看板が目に飛び込んできた。窓ガラスをカチ割って金品を漁る事件が続出しているので、貴重品は車内に置かないように、とのことである。旅のスタイルが変われ...

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生駒山不動尊巡り前編

 河内平野を東に突き進む。 南東の空の低いところに雲が発生していて、平野部には陽が射していないが、前方に連なる生駒山系の山頂部だけは朝陽を受けて黄金に光り輝いていた。  外環を越えて尚も東に直進すると、道幅が極端に狭くなり、住宅街を抜けると恐ろしく急勾配の山道に差し掛かった。標識が出ているので間違いではないのだろうが、すごい道やな、対向車来たらどないしよ。うわ、来た。 そのまま転がり落ちてしまいそ...

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奉納ポイ@三輪山奥津磐座

 徐々に南東の空が白んできて、山の稜線が薄っすらと浮かび上がってくる。夜明け前の大和盆地は放射冷却の影響か、氷点下に迫りそうな厳しい冷え込みで、吐く息は白く、張り詰めた冷気のなか玉砂利を踏む音だけが闇にこだまする。 飛鳥トライアングルの一角畝傍山の東南に位置する橿原神宮の鬱蒼とした木々が生い茂る参道を進み、大きな鳥居をくぐって振り向くと、鳥居の向こう側から光の世界が勢力を拡大させて迫ってきていた。...

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高津の富

 11月30日(金) 本殿へと通じる参道脇の公園の木々の葉はすでに散り始めているのだが、残る葉っぱも散る葉っぱも冷え込みの緩い平野部では色付きが淡く、まるで水墨画のなかに紛れ込んだようであり、より一層晩秋の物悲しい雰囲気を醸し出していた。 穏やかな小春日和の陽射しに包まれて、階段をゆっくりと一段一段踏みしめて境内に向かって上っていると肉体と風景の境界線が曖昧に感じられ、いっそこのまま身も心も融けて...

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hinomarufire

Author:hinomarufire
ファイアーダンサーから日の丸舞踏家に変身して日の丸の破壊的イノベーションを起こそうと日々奮闘中です。

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