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記事一覧

大峯奥駈けつまみ喰い

 おばさんの笑い声が耳につき目が覚めてしまった。時計を見ると午前八時、車を降りて公衆便所の手洗い場で顔を洗う。二台の車に分乗してやってきた登山客が朝食のおにぎりをほお張っていた。 昨夜のうちに天川村洞川地区へと越えるトンネルを抜けた所にある駐車場まで辿り着き、そこで夜が明けるのをまっていたのだ。おばさんの甲高い声が寝起きの脳みそに響く。うるさいなぁと思いつつ、起こしてくれたことに感謝して大峯山山上...

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キャッチアンドリリースは禁止です

 清少納言の枕草子にも詠まれた榊原温泉は田園風景の中に温泉宿が点在するのどかな温泉地だった。昨夜銭湯に入っていたので、公園内にある足湯にだけ浸かる。 去年九州をファイヤー行脚した帰り、山陰地方を通って日本海沿いに福井県まできて、そこから琵琶湖の竹生島、赤目四十八瀧とまわったので、今回は忍者組織を束ねる上忍・百地三太夫の里である赤目には御辞退いただき青山高原を越えることにした。赤目は名前は最高だけど...

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マコンデ再訪、ミエと遊んでぇ、ってムリムリ

 二見浦の夫婦岩から昇る御来光を拝もうと、深夜の国道を伊勢湾沿いに南下するが雨が降ってきて心が折れてしまい、鈴鹿市のパチンコ屋の駐車場で力尽きて眠ってしまった。 翌日なんとか二見浦に辿り着いたのは昼前で、すでに太陽は天高くさんさんと輝いていた。夫婦岩は日曜日なので大勢の観光客で賑わっていた。あまりにも人が多いためゆっくり参拝するする気にもなれず、逃げ出すように夫婦岩を離れ人混みを避けて、十年以上前...

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尾張名古屋でファイヤー

 昼間の愛知県でやりたい事など何ひとつ想い浮かばず、えびせんべいがイチ押しの三河地方を海沿いにのんびり移動する。 途中二度ブログの更新と仮眠をとるが何回寝ても眠くてダルい。今月中に借りている車を返さなければならないので、もうすぐこの旅も終わり、あと少しの辛抱だ。嫌な事をして疲れているのではないので耐えられる。むしろ終わってしまうのが寂しいぐらいだ。  週末になると青森 http://blogs.yahoo.co.jp/fir...

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美肌効果でお肌すべすべ、サッカーどころでリベンジするも・・・

 伊東温泉観光・文化施設である昭和初期の木造三階建て建築・東海館を見学する。元々は温泉宿として営業していたらしく、街の中心を流れる松川沿いに当時の姿のまま大切に保存され、観光客に開放されている。 明日の土曜日、薪能が行われるらしく川の上に舞台と観覧席が急ピッチで設置されていた。建物はあらゆる所に匠の技が散りばめられ、玄関や廊下の飾り窓だけでなく変木なども巧みに使われていて、見る者の目を楽しませてく...

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股間に太陽。

 夜明け前から営業している富士山が拝める露天風呂で御来光を拝もうと、昨夜のうちにすぐ近くまで来ていたのだが起きれる訳がない。まだまだ眠いのに暑くて目が覚めたのは、すっかり陽も登った午前八時過ぎ、遅ればせながら露天風呂を目指す。寝呆けた頭でも明け方は山際に雲がかかっていたことを確認済みだったが、今はすっかり晴れ上がり富士も雪を頂いた北斜面を露わにしていた。 朝一発目の絶景風呂に身も心もとろけてしまい...

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自殺防止呼びかけ中

 夜遊び明けの登山に警察との神経戦、はては深夜にまで及ぶ長距離移動と完全にオーバーワークで、心身ともに疲れきっていた。  なんとか山梨県入りをはたすと脇目も振らず温泉を目指す。埼玉、東京、千葉、神奈川と風呂にも入れない戦いが続いていたのだ。 「東京は狭いところで効率ばかり求めるから脳みそが小さくなる。」 と言った友人の言葉をしみじみ思い返す。 根が田舎者の私にとっても首都圏は何かと疲れることが多か...

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後悔先に立たず、ちOぽも立たず

 寝不足の朦朧とした脳みそで疲れの溜まった肉体に指令を出し朝から山道を登るのは想像以上に堪える。勾配はきつくないが結構距離があるのだ。私は天狗と河童の合いの子なので、純粋な天狗のようにひとっ飛びと云うわけにはいかない。なんとか山上の境内に辿り着き天狗様に参拝する。 高尾山はどうやら真言密教系らしく弘法大師空海の足跡もあるようだ。関西で山遊びをする者にとって弘法大師と役の行者小角は避けて通れない2大...

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先行逃げ切り、ゴールを目指せ

 連夜の深夜徘徊に疲労蓄積、もはや房総半島を旅する気力などすっかり消え失せ、ラスタカラーのチームカラーがうらやましいジェフの本拠地である市原市郊外にあるダム湖のほとりに車を停めて、遅れているブログの更新をしつつ仮眠をとる。 目が覚めた時にはどこまでも続く果てしなく広い千葉の空に陽が傾きかけており、急いで千葉市内を目指す。  千葉駅近くパルコ前の噴水公園にめぼしをつけて、公園沿いの一方通行の道に車を...

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花の都の真ん中で・・・、これでいいのか?

 容赦なく照りつける陽射しはまるで真夏のようで、車の中は灼熱地獄の様相を呈してきた。どこか涼し気な木陰にでも車を停めて仮眠をとりたいのだが、それすらもままならないのが花の都大東京なわけで、気付けば奥多摩湖まで来てしまっていた。 日曜日なので自転車やバイクのツーリング、登山客に涼を求めさまようファイヤーファンタジスタなどで山は大賑わい、駐車場も満杯でお祭りさわぎだ。  陽が傾くのを待って青梅街道を都...

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鯨食いたし、・・・吸いたし。

 暑くて目が覚めた。朝の陽射しが車内に射し込み顔面に照りつけ眩しくて寝ていられない。ついこのあいだまで明け方になると寒くて目が覚めていたのにえらい違いだ。  赤城山上の大沼に浮かぶ小鳥ヶ島にある赤城神社に参拝する。山を下って、また登る。榛名山への登り口にある伊香保温泉へと向かう。 名前は聞いたことがある伊香保温泉は歴史ある名湯らしく山肌にへばりつくような温泉街は情緒満点、石段街の最上段にある伊香保...

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カモン、ねえちゃん仲ようしような

 「今日は朝から雨、嫌な天気やけど、もうボチボチでかける時間。」by有山じゅんじ。 歌でも唄わんとやってられへん、そんな気分でこぬか雨降る日光街道を突き進む。修学旅行の小学生や大勢の白人でごった返す日光東照宮の拝観料¥1300やって、笑わしやがる。さすがは天下の家康公、それとも世界遺産のお墨付きをもらっているからか大きくでやがって、しょんべんかけてやろうかと思った。もちろん拝観などせず、裏見の滝を目...

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決定力不足を露呈

 友人が東京の中目黒でやっている店は日曜日がレゲエナイトらしいので、栃木、群馬、山梨、東京の順に周る予定にします。  という事でしばらくは内陸部が続きそうなので、せめてひと目だけでも海を拝みたくて大洗磯前神社に参拝をする。 その後、筑波山神社を目指して県道を進むも、たいした観光資源のない茨城県は道路標識があまりなく、あっても日帰り温泉マップには載っていないローカルな地名ばかりで、土地勘のない私は交...

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女の裸にゃかなわない

 みちのくの締めくくりにつげ義春氏が愛した会津地方を巡る。 大内宿の有料駐車場を通り過ぎ、街並み保存地区は車の乗り入れ禁止なので、お茶目なバス停の近くに車を停める。こんな田舎は楽勝だけど、来月から駐禁が厳しくなるので、酔狂な旅もしにくくなる。 茅葺の民家はことごとく土産物屋に姿を変えており、しばらくすると観光バスで乗り付けた団体客が押し寄せてきたので早々と退散する。  湯野上温泉に戻り大川渓谷沿い...

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さらば、みちのく

 久保ほどのショックはないものの、代表落ちで落胆した心を癒すため、山深い吾妻山系の懐に抱かれた標高1300mのいで湯・幕川温泉を訪れることにした。 途中、早朝でも入れる土湯温泉の足湯・土ゆっこで時間をつぶし、脱腸気味のリアルな道祖神を拝んで、土湯峠から更に高度を上げる。二階の展望露天風呂からブナの原生林を眺めつつ白濁の湯に浸かれば、浮世の憂さも晴れるというもの。つづいて渓流露天風呂でとどめを刺す。...

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日本があぶない

 このままでは日本があぶない。小沢党首のでっかい顔のポスターを幾度も目にしながら早池峰山を目指す。 やがて山道に差し掛かり道幅が狭くなると、イチローに代わって恐ろしい形相をした熊の看板、 「見かけたらすぐに連絡を」 うっマジやでこれは。 対向車が来たらかわすのも一苦労しそうな、車一台がやっと通れる狭い山道をのぼって、折壁峠を越える。結局対向車など一台もすれ違わず里にでる。 早池峰神社に参拝して、伝...

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死霊と戯れ、のち、ファイヤー

 一晩中降り続いた冷たい雨は夜が明けても降り止まず、気温6度の下北半島を北上する車は日本三大霊場のひとつ、本州最北の霊場・恐山を目指していた。 三途の川を渡り、死霊の山におじゃまする。冷たい小雨のなか境内には強い硫黄の臭気が漂い、噂にたがわず異様な雰囲気を醸し出している。荒々しい剥き出しの地面のいたるところから煙が噴き出していて、賽の河原にはおびただしい数の石が積まれている。いつのまにか雨が止み、...

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最北ファイヤー

 今朝は一段と冷え込みがキツい。早朝の秋田浪漫街道を速駆けで北東に突き進み、樹海ラインで十和田湖を目指す。七段にわたって落ちる七滝の前でしばし休憩をとる。雨がぽつぽつと落ちてきた。春雨には違いないが寒いので濡れる訳にもいかず車に避難する。  十和田神社に参拝して十和田湖伝説を知る。この地方出身の南祖坊が熊野三山で修行を積み、湖の主であった八郎太郎との争いに勝利し新たな主となった、というものである。...

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秋田美人を求めて

 山形県と秋田県にまたがってそびえ立つ、出羽富士・秋田富士と称される美しい稜線を有する鳥海山が、その雄大な姿を現した。 「この先積雪の為通行止め、バリケード有り」の看板が立てかけられている。道の端に車一台分が通れる幅があいていたので無事にバリケードを突破、桜の花びらが散りばめられた桜色の山道を駆け登る。 ひんやりとした山の冷気に包まれながら二の滝遊歩道を歩く。雪は大したことないのだが冬眠から目覚め...

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宣戦布告

 霧が立ち込める雨の早朝、月山へと山道を車を登らせる。死霊の集まる山として篤く信仰されてきた月山は5月中旬の今なお雪深い。志津温泉より先は道幅も狭くなりワインディングが一層きつくなる。雪崩の危険があるので、無理をせず引き返すことにした。どのみち山開きはまだされておらず山頂までは行けないのだ。 月山をあとにして湯殿山を目指すが出羽三山奥宮への道は夜間通行止めだった。仕方がないので午前8時15分の開通...

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我、ポイ普及に成功す

 田中の角さんのお膝元、道路だけは立派な新潟をかっ飛ばして山形県に突入すると、いきなり「マタギの郷」という看板標識が現れた。敬愛する山の民マタギの名を聞いて素通りする訳にはいかない。 荒川沿いの国道を離れてしばらくすると、この旅お馴染みの雪を頂いた山々の連なりが前面に姿を現した。沖縄のサルサバンドKACHIMBA1551が奏でるご機嫌なサウンドが気分をより一層盛り上げる。 「小さな幸せからさがそう...

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ボランティア?売名行為?子供と遊んだだけです。

 雪を踏みしめえっちらおっちら参道を登る。50cm程の積雪が残っていて辺りは一面雪景色、憧れの戸隠神社奥社は銀世界の中にあった。天河弁才天にハマッて以来、いつかは行きたいと願っていて昨年九州をファイヤーツアーした折、高千穂の天岩戸神社に参拝してますますその想いを強くしていたのだ。雪山の中に佇み、しばし瞑想に耽る。  千曲川沿いに咲き誇る菜の花の鮮やかな黄色が目に眩しい。千曲川を離れて野沢温泉へ向か...

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康夫ちゃん、無許可でファイヤーごめんなさい

 トロッコ列車がガタゴトと音を響かせ朝の黒部峡谷を駆け登っていく。オープンエアーの車両を吹き抜ける風は冷たい。例年より残雪が多く欅平周辺の遊歩道は整備中につき通行止め。峡谷最古の露天風呂である黒薙温泉に入浴する。なんだか温泉ブログみたいになってきたが、おかげさまでお肌はジゴロになれそうなくらいツルツルになってきた。  糸魚川から日本海に別れを告げ、本州を東西に分断するように縦断するフォッサマグナ沿...

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I can not 能登半島 パチパチパンチも出やしない。

 一晩中降り続いた雨は目が覚めた時にはいつしか止んでいたが、空には雨雲がどんよりと立ち込めていた。寝不足で朦朧とする脳みそで能登半島を北上する。早朝の千里浜なぎさドライブウェイを疾走する。駐車場に車を停めて二度寝を決め込んでいると、またまた雨が降り出し、車体をたたく雨音を子守唄代わりに夢の中へと落ちていく。  大型連休の最終日にメジャーな温泉にきた自分にも落ち度はあるが、入浴客のマナーの悪さにはあ...

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久しぶりの再会

 夜明けと共に長良川に沿って北上を開始する。白鳥町で進路を西にとり、美濃街道を福井方面に向かって車を進ませる。トンネルを抜けて福井県側に入った途端、霧が立ち込めて視界が悪くなり、日本海側に出たことを実感する。陽当たりの悪い谷間にはまだまだ雪が残っていて、九頭竜川沿いの桜は今が満開、雪と桜のコラボレーションにおもわず歓声をあげる。 勝山市でふたたび進路を北にとり、大好きな霊峰白山を目指す。石川県に入...

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柳瀬の、夜~に泣いている~

 京都をかっ飛ばして滋賀県に突入する。 渋滞を逃れる為、国道一号線から県道に進路を取ったのは大正解だった。子供の日の今日、この辺りは祭りをしていて、地区ごとの神輿を担いだ行列に三度も出くわした。琵琶湖湖畔に広がるのどかな田園風景は、すでに田植えの準備が進められていて、多くの田圃には水が引かれ、早い所はもう小さな苗が植えられていた。水田の上を鯉のぼりが気持ち良さそうに泳いでいる。日本を感じる風景だ。...

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鴨川納涼床ファイヤー

 今日こそは大阪を脱出するぞ!と決意も新たに西日を背に京街道を北東に突き進むなにわナンバーのマツダデミオが京都市内に入ってまもなく、ロナウジーニョの写真と共に一通のメールが携帯電話に届いた。祝!バルサ二連覇!!九条河原町で車を道路脇に停め、返信メールを送った。 三条大橋を渡って東山で陽が暮れるのを待つ。車の中で勝負服に着替え、眼鏡をはずしてコンタクトレンズを装着する。火を点けてしまえば開き直れるの...

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ようやく北進

 ゴールデンウィークも後半戦に突入して、ようやく暖かく(暑く)なってきたので、寒がりの私もさすがに重い腰をあげて、いよいよ北上することにした。なにかとグズグズしていたので、ホームの大阪をかっとばして一気に京都あたりまでいくつもりだった。予算の都合上、高速道路を使うことはできないので一般道をのんびり走っていた。反対側の下り車線は帰省や行楽に出かける他府県ナンバーの車で混雑していたが、大阪方面の上り車...

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あわや焼身自殺

 夜桜ファイヤー後もいっこうに春らしくならない大阪をあとに、私は紀伊半島を南下して南紀白浜へたどり着いたのだが、たかが200kmでは劇的な気候の変化など望むべくもなく、湯煙に誘われて温泉三昧の腑抜けた日々を過ごしていた。 そんな4月下旬のある日、何回目かの誕生日を迎えたのをきっかけに 「これではイカンぞ」 と思い直し、BIRTHDAY FIRE を敢行すべく夜の白良浜へ出陣した。 ゴールデンウィーク前の肌寒い夜...

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夜桜ファイヤー

 3ケ月に及ぶタイ・ラオスでのファイヤー修行を終えて、関西国際空港に降りたったのは4月中旬の早朝だった。 久しぶりの大阪はまだまだ肌寒く、前日まで大雨が降っていたらしく駅から家に向かう途中、民家の庭先に植えられた桜の樹からピンクの花びらが濡れた路面に散らばっていた。  その週末も花冷えのする夜だったが、さっそく造幣局の桜の通り抜けで帰国後一発目のファイヤーダンスを敢行すべく、満開の桜が咲き誇る大川...

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hinomarufire

Author:hinomarufire
ファイアーダンサーから日の丸舞踏家に変身して日の丸の破壊的イノベーションを起こそうと日々奮闘中です。

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